先日のBlog「ゲストハウス和櫻に看板が出来ました!」でご紹介したゲストハウス和櫻1階に間も無くオープンする【THE TRICYCLE RIN(ザ トリシクル輪)】についてご紹介いたします。
自動ドアから入って手前玄関のオープンスペースは、サイクルステーションです。そして写真奥に見える格子戸と様々な和のお面が描かれた襖を開ければ、レンタルスペースになっています。
現在オープンに向けて準備中です。公開までもうしばらくお待ちくださいね。
さて、本日は、名前の由来とロゴに込めた想いをぜひご覧ください。
名前の由来
トリシクルとは三輪車のこと。この三輪には、3つの意味が込められています。
奈良県桜井市といえば、日本最古の寺・国造りの神「古事記」や「日本書紀」の神話に記される大神神社(三輪明神)の三輪。ホスト自身の出身銀行が三和銀行(現在の三菱UFJ 銀行)。そして三次元(縦・横・高さがある立体)の空間を表しています。
コンセプト
【東西南北と時間(過去・現在・未来)が交差する場所】
この場所は、北に大神神社、南に大化の改新の談所(645年)所以の談山神社、東に平安時代に霊験高い観音信仰で賑わった長谷寺、そして西に「三人寄れば文殊の智恵」の学問・日本三文殊のひとつ安倍文殊院が位置する場所。日本はじまりの地。過去、現在、そして未来へ、時空(とき)の交差点を表すクロスポイントです。
【特別な3という数字】
「輪」は自転車の車輪。繋がり、巡り、回転していく様を示しています。輪廻転生の意味も込めています。
光の三原色、赤緑青も3つの色から成り立ちます。また私の趣味であるヨットも、風・波・潮を読むことやセールトリム・ラダーコントロール・ウエイトバランスが重要な3要素です。
何でも重要な3つに絞る、あるいは成り立ち、連携する3に特別な意味を込めてTHE(ザ)を付けました。
この場所が東西南北を繋ぐ交流拠点として、そして歴史を繋ぐ中継点として多くの人で賑わい栄え続けていくことを願っています。
ロゴに込めた想い

名前の由来であるTHE TRICYCLEの三輪それぞれに想いを込めました。
向かって左側後輪には、時空(とき)を意味する桜時計の9時の位置に「過去(Past)」の頭文字P、0時の位置に「現在(Now)」のN、そして3時の位置に「未来(Future)」のFを配置しています。時計の針は0時5分を指し、現在から未来へ進んでいることを示しています。
そして向かって右側前輪には、コンセプトである「時空の交差点」のシンボルとしてコンパスを配置。これから進むべき羅針盤の役割を示しています。
最後に自転車に乗る人の頭部である輪は、私たち。サイクルポートとレンタルスペースがあるこの場所に集う人たち全てが、主役であることを示しています。
【疾走する自転車のデザイン】
前傾姿勢になり未来へ疾走しているかのようなデザインは、黄金比に基づいています。
人の目に心地よいバランスと均整ある美の比率が、ロゴに躍動感を生んでいます。

このザ トリシクル輪を起点に、日本最古の古道と呼ばれる山の辺の道は、自然豊かな良質なサイクリングロードです。
一昨年開催した、Jプロツアーで個人・チームともに総合優勝し、シーズン3連覇中のプロロードレーサーチーム、マトリックスパワータグとのコラボ企画「マトリックスパワータグと走ろう ロードレーサー虎の穴」のようなサイクリストにとって魅力的なツアーを企画していきます。
日本初!プロロードレーサーとロードレーストレーニングツアーを桜井で開催!【マトリックスパワータグと走ろう ロードレーサー虎の穴】
この場所が関西サイクルツーリズムの中心地になるよう願っております。